「警察学校出たてでも、できるぞ」 部下に怒鳴った50代警部補、パワハラで処分 京都府警

京都府警察本部

 部下の警察官に能力を否定する言動を繰り返したとして、京都府警監察官室は9日までに、田辺署の50代男性警部補を本部長注意の内部処分にした。処分は4月25日付。

 府警によると、警部補は1~3月ごろ、部下の警察官に対して勤務中に他の職員の前や2人きりでいる際、「初任科(警察学校)出たてでも、できるぞ」などと人格を否定するパワハラ発言を複数回したほか、10~15分間にわたって大声で怒鳴ったという。

 警部補は「自分の感情をコントロールできなかった」と話しているという。監察官室は「職員に対する指導教養と人事管理を徹底する」としている。

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