邪神“クトゥルフ”がアクションフィギュア化 触手や鉤爪の美麗な御姿で顕現

邪神クトゥルフ──海に沈んだ都市・ルルイエに眠る旧支配者の一柱。

ハワード・フィリップス・ラヴクラフトさんの創作した「クトゥルフ神話」がその名を冠する、コズミックホラーの代名詞です。あまりに有名ですね。

そんなクトゥルフ様のアクションフィギュアが、全高約28cmというサイズでお目見え。現在、各種取り扱いサイトにて予約受付中となっています。

クトゥルフ神話体系の中核を成す邪神・クトゥルフ

1890年生まれのアメリカの作家・H・P・ラヴクラフトさんが生み出した“クトゥルフ”。

彼の遺した物語は、友人や弟子たちによってクトゥルフ神話として体系化。後のホラー作家や映画、漫画、アニメ、ゲーム、そしてTRPGに影響を及ぼし、世界中で根強い人気を獲得しました。

そんなクトゥルフ神話の中でこの邪神は、初期の小説『クトゥルフの呼び声』に登場。

自身は水底の都市に眠りながらも、世界中に教団の信者が存在。夢見たままテレパシーで彼らを駆り立てる邪神であり、いつか目覚めの時が来ると信じられています。

独自の解釈で禍々しいビジュアルを再現

そんな邪神クトゥルフを、中国のスターアークトイズがアクションフィギュア化。

様々な形でビジュアル化がされてきたクトゥルフの姿ですが、このフィギュアでも禍々しさ(美しさ)はかなりのもの。

まるでアートスタチューのように、クトゥルフの触手や翼、鉤爪を独自の解釈で再現。

『クトゥルフの呼び声』に登場する邪神像もかくや、という恐ろしい(美しい)姿でありながら、ポージングまで取らせることができるという贅沢な仕様です。

気になるお値段は3万円前後。販売時期は7月ごろを見込んでいます。

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