飯田―都留興譲館で火ぶた 第108回高校相撲金沢大会

高校相撲金沢大会の予選組み合わせが決まった会合=北國新聞会館

  ●金沢学院大附―下関北 金市工―名西

  ●19日・卯辰山 66校出場、県勢10校

 金沢市の石川県卯辰山相撲場で19日に開催される第108回高校相撲金沢大会の出場66校と予選3回戦の組み合わせが9日決まった。能登半島地震で被災した中で稽古に励む飯田と都留興譲館(山梨)の1回戦で熱闘の火ぶたが切られる。石川県勢は10校で、2021、22年準優勝の金沢学院大附は下関北(山口)、15年以来の黒鷲旗を狙う金市工は名西(徳島)と1回戦で対戦する。

 金沢学院大附は2回戦で明野(三重)、3回戦で静岡商(静岡)、金市工は更級農(長野)、長浜北星(滋賀)とそれぞれ対戦する。奥能登から飯田とともに出場する能登は竹原(広島)と初戦を迎える。

 昨年の金沢大会覇者の箕島(和歌山)は秋田北鷹(秋田)と初戦を交える。

 金沢市の北國新聞会館で開かれた会合では、寺下冨士夫県相撲連盟理事長が「被災した石川が元気であることをアピールできる場にしたい」とあいさつした。卯辰の土俵は地震で多少の亀裂が入ったが、すでに修復を済ませている。

 19日は午前8時からの開会式後、団体の予選3回戦、優秀校決勝トーナメント、予選3回戦全勝者による個人トーナメントが行われる。

 金沢ケーブルは「北國新聞ニュース・プラス」(地デジ9ch)で開会式前の午前7時55分から大会終了まで、テレビ金沢は午後0時45分から同1時5分まで、同3時5分から同4時まで放送する。

 インターネットのネスク(金沢市)は、能美市限定「のみテレビ」で動画を配信する。

 主催 公益財団法人日本相撲連盟、北信越高体連、北信越相撲協議会、北國新聞社

 主管 県高体連、一般社団法人県相撲連盟

 後援 スポーツ庁、県、県教委、金沢市、市教委、公益財団法人県スポーツ協会、金沢市スポーツ協会、NHK金沢放送局、テレビ金沢、北陸放送、金沢ケーブル、エフエム石川、ラジオかなざわ・こまつ・ななお

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