「がん抑制効果」と宣伝…福井のサプリ販売会社社長を逮捕 容疑で福井県警、医薬品として未承認

 医薬品としての承認を受けていないサプリメントをがんやインフルエンザに効果があると宣伝したとして、福井県警福井南署と県警生活環境課は5月8日、医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の広告禁止)の疑いで、サプリメントなどの販売会社(福井市)の社長(59)=福井市=を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年10月19日ごろ、国の医薬品承認を受けていない複数のサプリメントについて、会社のホームページで「大腸がん抑制効果」「インフルエンザ症状が緩和」「胃潰瘍症状を緩和」など医薬品としての効果があるように広告した疑い。

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 福井南署によると、署員のサイバーパトロールで容疑が分かった。販売実績などを捜査している。健康被害は確認されていない。

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