5月の消費者月間に合わせ、県は10日、宇都宮市峰町の宇都宮大で消費者トラブル防止の啓発活動を行った。同大での啓発活動は初めて。
県や消費者団体など約15人が参加した。交流サイト(SNS)が発端で悪徳商法に巻き込まれた事例を紹介したチラシを配布。「契約するときは慎重に」と学生に声をかけたほか、全国共通の消費者ホットライン「188(いやや)」も紹介した。
会場には同大のキャラクター「宇~太(う~た)」も登場し、自らチラシを配布したり、記念撮影に応じたりして活躍した。農学部1年駒木根蒼生(こまきねそうき)さん(18)は「SNSという身近なツールで犯罪の被害者になる可能性がある。緊張感を持つきっかけになった」と話していた。