5月12日に開催されたセリエAの第36節で、鎌田大地が所属する7位ラツィオが17位のエンポリと対戦した。
ラツィオは12分、3-4-2-1のダブルボランチの一角で先発した鎌田がボックス内に切れ込んでラストパス。好機を創り出すも、フェリペ・アンデルソンのシュートは敵DFにブロックされる。
24分にも鎌田が見事なスルーパスを通すも、インモービレがシュートを打ちきれない。35分には大ピンチを招いたが、カプートのシュートをGKマンダスが好セーブで防ぐ。
迎えた前半アディショナルタイム3分、CKから跳び込んできたパトリックが右足でねじ込み、先制点を奪う。
【動画】鎌田大地の弾丸ミドルが先制点を演出
後半は一進一退のなか、ホームチームは65分に3枚替えを敢行。インモービレ、F・アンデルソン、ゲンドゥジを下げて、カステジャノス、ベシーノ、ロベッラを投入する。
この交代策で、二列目に上った鎌田は71分、左足でシュートを放つもGKにキャッチされる。
89分にベシーノのゴ―ルで勝負を決めたラツィオが2―0で勝利し、リーグ5戦負けなし(4勝1分け)。なお、守備でも奮闘した鎌田はその直前の88分に交代となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部