地域の特産「おうらブランド」認証で魅力PR 群馬・邑楽町が申請受け付け

 町の魅力をPRしようと群馬県邑楽町は、地域の特性を生かした農畜産品や加工品、工芸品を認証し「おうらブランド」とする取り組みを始めた。推奨する特産品として消費者にアピールし、認知度や売り上げの向上を狙う。

 認証する特産品は、町のブランド米「邑(むら)むすび」や生産量の多い白菜、夏秋ナスなどの農産物のほか、地元の飲食店が手がけた食料加工品、作家による工芸品などを想定している。

 町農業振興課によると、商品にブランドの認証マークを付け、催事や直売所で販売したり、町のホームページや交流サイト(SNS)で情報発信したりする。ふるさと納税の返礼品とすることも検討していく。

 申請の受け付けを始めており、商工業や農業関係者でつくる審査委員会で審議する。認証期間は、認証の日から3年後の年度末まで。同課は「まだ知られていない地域の特産品を見つけ出し、新たな魅力をアピールしていきたい」としている。

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