【多年草ガーデニング】植え付け時期は5月!梅雨前にぜひ植えておきたい多年草3選<手間いらずでキレイ!>

<ガーデニング豆知識>多年草・一年草の違いって知っていますか?

初夏の季節を感じるようになったこの時期は、夏花壇の準備をはじめるのに最適なタイミング。本格的に暑くなる前に、苗の植え付けを終わらせておきましょう!

今回は、梅雨前に植えておきたい3つの多年草を参考価格などの情報とともにご紹介します。美しく、しかも丈夫で育てやすい花をセレクトしましたので、ぜひトライしてみてください!

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事で紹介する「梅雨前に植えておきたい多年草」

【写真など1枚目/全5枚】日陰の庭でも美しく育つ「ヤブラン(リリオペ)」など、2枚目以降で紹介します「梅雨前に植えておきたい、手間いらずでキレイな多年草」
  • エキナセア
  • センニチコウ・ファイヤーワークス
  • ヤブラン(リリオペ)

次では詳細情報とともに一つ一つ解説していきます。お気に入りを見つけたらお庭にお迎えしましょう!

植え付けのタイミングは今!梅雨前に植えておきたい多年草3選

エキナセア

夏ガーデンを美しく彩る「エキナセア」
  • 学名:Echinacea
  • 分類:キク科 ムラサキバレンギク属
  • 開花期:6月下旬~8月ごろ

エキナセアは、やせ地でも育ちやすい丈夫な植物。花の中央からスカートのように花びらを広げる可憐な花姿が魅力です。

カラー展開も非常に多く、淡いグリーンやグラデーションなど珍しい花色も豊富。咲いた花は切り花にしても楽しめますよ。

花付きをよくするためにも日当たりのよい場所〜半日陰で管理しましょう。

※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)

センニチコウ・ファイヤーワークス

花火
  • 学名:Gomphrena 'Fireworks'
  • 分類:ヒユ科 センニチコウ属
  • 開花期:7月~11月ごろ

花径2センチほどの花火のような草姿が特徴のセンニチコウ・ファイヤーワークス。耐暑性に優れ、夏の西日にも耐える丈夫な性質を持っています。

花色は濃いピンク色ですが、花径が小さく主張しすぎないのでスタイリッシュな庭や和モダンの庭にもオススメ。咲いた花は切り花やドライフラワーにしても楽しめます。

寒さが苦手なので、霜が降りる前にマルチングをして根を守りましょう。

※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)

ヤブラン(リリオペ)

  • 学名:Liriope muscari
  • 分類:キジカクシ科 ヤブラン属
  • 開花時期:8月~10月ごろ

日当たりが悪い場所には耐陰性が強いヤブラン(リリオペ)がオススメ。

紫色の花×斑入り葉の品種が有名ですが、ほかにも白い花が咲く「モンローホワイト」、ピンクの花×シルバー葉の対比が美しい「シルバードラゴン」、クリーム色の新葉がキレイな「ピュアブロンド」など品種は多彩です。

常緑性なので花が無い時期もリーフプランツとして活躍してくれますよ。

※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)

まとめ

多年草の魅力は、一度根付けば何年も開花が楽しめること。

本記事で紹介した植物以外にも宿根バーベナやゼラニウム、ユーフォルビアやガルビネア(宿根ガーベラ)なども5月に植えられるオススメの多年草です。

ぜひお気に入りの植物を見つけ、ステキな夏花壇をつくってください。

【ガーデニング豆知識】多年草・一年草の違いを知っていますか?

多年草・一年草の違いとは?

さいごに、多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

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