和歌山市で技能実習生研修の開講式

和歌山市でアジア各国から来日した技能実習生の研修がはじまり、きょう(13日)開講式が開かれました。

きょうの開講式のもよう(5月13日・和歌山市黒田)

和歌山市黒田()の国際ビジネス情報協同組合では、20年前の2004年から、中国やタイ、ベトナム、ミャンマーなどのアジア各国から、技能実習生や特定技能外国人を和歌山県内の製造業などにあっせんしています。今年度(2024年度)は、中国から6人、ベトナムから3人、タイから2人のあわせて11人が来日しています。

国際ビジネス情報協同組合の岩倉敏浩専務

きょう午前開かれた研修の開講式で岩倉敏浩(いわくら・としひろ)専務が「日本と皆さんの国とは言葉や文化、習慣が違いますが、まずは生活環境に慣れてください。私たちは皆さんが帰国する最後の1日まで、全力でサポートしますので、一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。

タイから来た24歳の男性は「自動車整備工場で勤務します。和歌山の街はきれいで涼しいです。日本語検定3級を取得したいです」と話しています。

11の実習生は、これから来月(6月)10日まで、日本語や日本の生活習慣をはじめ、交通安全講習や防災訓練学習、法的保護講習なども受講しながら、それぞれの勤務先で働くことになっています。

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