「口から血を吐いて意識がない」トラックのタイヤと車体に挟まれる労災事故 25歳の男性整備士が意識不明=静岡・浜松市

5月13日、静岡県浜松市で大型トラックを整備中の男性がタイヤと車体に挟まれる労災事故がありました。男性は意識不明の重体です。

13日午後7時頃、浜松市中央区上石田町の自動車メーカーの営業所の従業員から「トラックの整備中にタイヤと車体にはさまって口から血を吐いて意識がない」と消防に通報がありました。

警察によりますと、事故当時、25歳の男性整備士が25トントラックのタイヤに覆いかぶさるようにしてタイヤ裏側の整備をしていました。

タイヤに胸のあたりをつけるような姿勢で整備をしていたとみられますが、整備中、何らかの理由でエアサスペンションによって上げられていた車高が下がり、タイヤと車体に挟まれたということです。

男性は呼吸はあったものの、意識不明の重体で病院へ搬送されていて、警察が業務上過失傷害の疑いも視野に事故の原因を調べています。

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