バスケットボール男子Bリーグ1部（B1）の長崎ヴェルカは13日、前田健滋朗監督（33）が契約満了に伴い退任すると発表した。後任は未定。
前田氏はヴェルカがBリーグに参入した2021～22年シーズンにアソシエイトコーチに就任。B2に昇格した22～23年シーズンに現社長の伊藤拓摩氏から監督を引き継ぎ、チームを2位でB1昇格へ導いた。今季は開幕4連勝するなど好スタートしたが、中盤戦以降失速。27勝33敗で西地区6位に終わり、目標の「30勝」に到達できなかった。
前田氏はクラブを通じて「経験のない未熟な私に大きなチャンスをいただけたことを感謝している。B1で30勝を達成することができず、悔しい気持ちでいっぱいだが、皆さんとともに目指した時間はかけがえのない時間になった」とコメントを出した。
