「そいよかね! チャレンジ広場」と題したイベントが11日、佐賀市水ケ江の交流拠点「みずがいえ」近くで開かれた。アート体験、トークショーなどを楽しむ子どもたちやお年寄りでにぎわった。
アート体験では、参加者たちがフェルトペンでボード(縦1メートル、横3メートル)に好きな絵を描いた。貼られていたシートが最後にはがされると、「そいよかね?」の文字が現れ、子どもたちが歓声を上げた。ボードは交流拠点内に飾る予定。
イベントを企画したミズ・溝上薬局の溝上泰興代表取締役、発達障害者らにアート特化型の就労支援を行う「すみなす」(佐賀市)の西村史彦社長によるトークショーがあった。
楽器体験で、初めてトランペットを手に取った赤松小1年の伊藤想真君は「音がしっかり出てうれしかった」と笑顔を見せた。溝上代表取締役は「心の健康につながるきっかけにしてもらおうと初めて開いた。これからも続けて、まちを活気づけていければ」と話した。
県防災士会による防災講習もあった。(坂本有佐)