北海道が小野寺HCと契約継続…クラブ目標のB1残留「新シーズンも手腕に期待」

B1東地区のレバンガ北海道は5月14日、小野寺龍太郎ヘッドコーチと2024-25シーズンの契約継続を締結したことを発表した。

宮城県出身で現在42歳の小野寺HCは、2013-14シーズンに埼玉ブロンコスのアシスタントコーチとして指導者のキャリアをはじめ、2014年にバンビシャス奈良で初めてHCに就任。その後は、埼玉ブロンコス、信州ブレイブウォリアーズ、山形ワイヴァンズで指揮をとり、島根スサノオマジックのACを経て、2020-21シーズンから北海道に移籍した。北海道でも昨シーズン途中まではACだったが、2023年2月にHC代行を務め、そのまま指揮官へ。今シーズンはレギュラーシーズン17勝43敗のB1東地区7位という結果になり、B1全体24チーム中21位でシーズンを終えた。

今回の発表に際し、レバンガ北海道の横田陽代表取締役CEOは以下のようにコメントしている。

▼横田陽代表取締役CEO
「このたび、レバンガ北海道は、小野寺龍太郎HCとB.LEAGUE 2024-25 SEASONも引き続きヘッドコーチ契約を締結したことをご報告申し上げます。小野寺HCはこれまでレバンガ北海道において、AC、HC代行を経て、2023-24シーズンからHCとして指揮を執ってもらいました。今シーズンはこれまで主力として活躍してくれた選手たちが移籍した中で、個の力に頼るのではなく、全員がチームの規律を徹底し、正確性や遂行力を追求した緻密で再現性の高いチームバスケットを目指すべく取り組んでもらいました。戦績は5割にも届かず非常に厳しい結果ではありましたが、B1残留というクラブとして必ず果たすべき目標を達成してくれました。残留を果たした試合も、21連勝中でリーグ全体勝率首位の宇都宮に勝利し、どんな相手にも勝つことができるチームの底力と可能性を示してくれました。掲げたバスケットの土台は着実に積み上がっていると思うので、新たなシーズンも小野寺HCの手腕に期待していますし、その力が存分に発揮できるよう、クラブとしても全力でサポートしていきたいと思います」

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