7月には「黒い真珠」 三次ピオーネの房の形を整える作業

広島県三次市で、特産のピオーネの、房の形を整える作業が行われています。

20戸の農家でつくる三次ピオーネ生産組合では、先月末からハウスものピオーネの摘粒作業が行われています。ブドウの実が大きくなるこの時期に、余分な実をとって房の形を整えていきます。

1つの房にあるおよそ60粒の実を、半分程度になるように摘んでいきます。

この作業によって、実に養分が行きわたるようになるそうです。

現在は、ハウスものですが、来月10日ごろからは露地ものの摘粒作業もはじまります。

生産者 佐野司さん「日々管理して、おいしくなれと思いながら管理しているので、待っていただければと思います」

三次ピオーネの初収穫は7月10日で、生産組合はハウスと露地あわせて480トンの収量を目標にしています。

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