広島県三次市で、特産のピオーネの、房の形を整える作業が行われています。
20戸の農家でつくる三次ピオーネ生産組合では、先月末からハウスものピオーネの摘粒作業が行われています。ブドウの実が大きくなるこの時期に、余分な実をとって房の形を整えていきます。
1つの房にあるおよそ60粒の実を、半分程度になるように摘んでいきます。
この作業によって、実に養分が行きわたるようになるそうです。
現在は、ハウスものですが、来月10日ごろからは露地ものの摘粒作業もはじまります。
生産者 佐野司さん「日々管理して、おいしくなれと思いながら管理しているので、待っていただければと思います」
三次ピオーネの初収穫は7月10日で、生産組合はハウスと露地あわせて480トンの収量を目標にしています。