【山口天気 夕刊5/14】あす15日(水)も晴天 しかし16日(木)午前は急な雷雨・激しい突風などが心配な不安定な天気に

きょう14日(火)の県内は、スッキリ快晴の天気が続きました。気象衛星による雲画像を見ると、晴天エリアは県内の西へも大きく広がっていて、まだまだ晴天が長く続きそうな気配ですが、朝鮮半島の北に大陸方面の強い寒気を上空に伴う気圧の谷の雲が広がっており、この雲の今後の動向に注意が必要になります。

県内は、あす15日(水)にかけては、穏やかな天気が続く見通しですが、気圧の谷の雲は、徐々に朝鮮半島を南下していき、西日本へと迫ってきます。

そして、あさって16日(木)にかけて、この雲は次第に渦を巻く形の「低気圧」となり、日本海へと進んでいく予想です。

県内の上空にも、強い寒気が流れ込むことで大気の状態が不安定に…雷雲発達の確率が山陰方面中心に高まり、急な雷を伴う雨や、激しい突風、場合によっては「ひょう」など氷の粒が降る心配もあります。

不安定な天気は長くは続かず、木曜日の午後にはまた、しっかり晴れるくらいまで天気回復、と見込んでいますが、一時的でも、少々荒々しい天気が心配される、というところは心に留めておきながら、お出かけなど、十分ご注意ください。

あす15日(水)の県内は、引き続き安定した晴天の一日。少し薄雲がかかることはあっても、天気の崩れはなく、空気は乾燥気味で、洗濯物はしっかり乾く一日です。朝の冷え込みは今朝ほど強くはないものの、所々で気温が10度前後まで下がり、日中は気温25度以上の夏日の所が多くなるなど、引き続き寒暖差が激しい一日となりそうです。

木曜日は、日本海に進む、強い寒気を伴う低気圧の影響で、午前中は局地的ながら、急な雨、雷、激しい突風など、不安定な空模様に注意が必要です。

金曜日、土曜日は再びよく晴れて、また一段と汗ばむ陽気に…土曜日は、最高気温30度に達する「真夏日」もあるかもしれません。運動会が予定されている所もありますが、入念な暑さ対策をお願いします。

日曜日は徐々に雲が増えていき、週明け月曜日にかけてはぐずつく天気となるでしょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

© 山口放送株式会社