ベッカム氏が“古巣”マンチェスター・ユナイテッドについて語る 「この状況が変わることを願うよ」

13日、『The Athletics』 が、元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏が、古巣のマンチェスター・ユナイテッドについて語るインタビューをポッドキャストで配信した。

1998-99シーズンにプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)の3冠の “トレブル”を達成するなど黄金期のマンチェスター・ユナイテッドの一員だったベッカム氏は「最高の時代にマンチェスターで育ち、最高の時代のマンチェスター・ユナイテッドでプレーできた。特別な時間だったよ」と同クラブでの日々を振り返った。

続けてベッカム氏はマンチェスター・ユナイテッドについて「世界最大のクラブ。いつだって自分はそう言っているんだ」と自らの古巣は偉大な存在であると表現した。

一方、近年のマンチェスター・ユナイテッドは低迷を続けている。今季も2試合を残しクラブはプレミアリーグで8位となっており、7位以下でシーズンを終了した場合、1990年以降で最低の成績となってしまう。

ベッカム氏はそんな古巣の現状に関し、「過去5年から10年は困難な時期だった。ボス(アレックス・ファーガソン前監督)がクラブを去った。更に、ライアン・ギグス、ロイ・キーン、ガリー・ネヴィルといった選手たちもチームを去った。そうすると、クラブは何か大きなものを失ってしまい、難しい時期を迎えてしまうものさ」と苦しんでいる古巣の状況に一定の理解を示した。

しかしベッカム氏は「けど、すぐにでも早くこの状況が変わることを願うよ。だって、悪い時間が続きすぎているからね」と話し、マンチェスター・ユナイテッドの復活を願った。

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