パソコンショップ「ドスパラ」を運営する東京の株式会社サードウェーブが、和歌山県立高校のeスポーツを推進するために、企業版ふるさと納税制度を使って県に寄附を行い、きょう(14日)岸本周平知事から感謝状が贈られました。
s岸本知事(右)に目録を手渡す尾崎社長(左)(5月14日・和歌山県庁・知事室)
県では、若者を中心に広がりをみせるeスポーツ人口の拡大や、地域の活性化を目指す「eスポーツわかやま推進プロジェクト」を今年度(2024年度)から展開しています。
この事業に賛同したサードウェーブは、企業版ふるさと納税に寄附し、今年度のモデル校に指定された向陽()・星林()・和歌山北西校舎()・和歌山工業・それに粉河()の県立高校5校に、デスクトップパソコンとモニター、ゲーム用コントローラーなどを提供します。なお、寄付額は都合で非公表としています。
きょう、県庁知事室で感謝状の贈呈式が開かれ、岸本周平知事が、サードウェーブの尾崎健介(おざき・けんすけ)()社長と前田雅尚(まえだ・まさなお)()取締役に感謝状を贈呈しました。
eスポーツモデル校に贈られるゲーミングPCセット
県では、eスポーツをデジタル機器への素養や、思考力やコミュニケーション能力を高めるのに有効なツールと位置づけています。
サードウェーブは、和歌山県をはじめ、eスポーツを推進する全国の市町村に同じような寄附を行っています。