“前人未到”プレミア4連覇に王手のマンC…K・ウォーカー「あと一歩だが、まだ終わったわけではない」

マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、リーグ優勝をかけて戦うウェストハム戦に向け決意を語った。14日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

プレミアリーグ第34節の延期分が14日に行われ、マンチェスター・シティとトッテナムが対戦した。試合は、51分にアーリング・ハーランドの得点でマンチェスター・シティが先制に成功すると、急遽投入されたGKシュテファン・オルテガがゲーム終盤にビッグセーブを連発。後半アディショナルタイムには、PKからアーリング・ハーランドが勝負を決める追加点を奪い、2-0でマンチェスター・シティが勝利を収めた。

この勝利により、2位アーセナルとの勝ち点差を再び「2」に広げ、最終節で勝利すれば自力優勝が決まる状況となったマンチェスター・シティ。試合後のインタビューに応じたK・ウォーカーは、「感情やすべてがこの試合に懸かっている以上、難しい試合になるのは目に見えていた」とトッテナム戦を振り返り、「選手たちはやるべきことをやった。あと一歩だが、まだ終わったわけではない」と最終節に向け気持ちを引き締めている。

また、1試合も落とすことが許されない状況が続いている優勝争いについては、「少なくとも、ファンの前での最終戦に持ち込むことが重要だった。毎試合、そのときそのときで受け止めなければならないと思う。今夜はやるべきことがあって、それを達成した」とコメント。続けて、「僕たちはフットボールにおいて物事がどのように変化するかを知っている」と述べつつ、「監督が言ったように、僕たちは回復し、もう一つの決勝戦であるウェストハム戦に向けて3日間準備する。この偉大なクラブの歴史に名を刻めることを願っている」と決意を口にした。

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