和歌山県経営者協会・アントレプレナー大賞にごまとうふの角濱総本舗

和歌山県経営者協会は、県内の優れた起業家に贈る第19回アントレプレナー大賞に、高野山のごまとうふの老舗・角濱総本舗()(かどはまそうほんぽ)の角濱功治()(こうじ)社長を選出しました。

県・経営者協会の田中会長(左)から表彰される角濱功治社長(右)(5月15日・ダイワロイネットホテル和歌山)

角濱総本舗は、1973年4月に高野山で創業し、橋本市産のごまを使ったごま豆腐の製造と販売を手掛けていて「モンドセレクション」の金賞を15年連続で受賞しています。

4代目の角濱功治社長は、後継者不足による山内での飲食店の減少を受け、2016年に飲食店を開業し、ごまとうふの天ぷらやスイーツ風ごまとうふを開発して、行列のできる店舗に成長させたほか、ごまとうふのバームクーヘンや、米粉を使ったグルテンフリーの精進ラーメンの開発、ごまとうふづくり体験など、高野山のごまとうふと精進料理の発信とともに、新しい経営展開に挑戦し続ける姿勢が高く評価されました。

受賞の喜びを語る角濱功治社長

角濱社長は「高野山を訪れる人から様々なニーズを察知して、これからも精進して参ります」と喜びを語りました。

このあと、県・経営者協会の定時総会が行われ、田中俊一(た)()(たなか・しゅんいち)会長の留任が承認されました。

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