【衆院選】参政党新人・林元氏が和歌山新1区から出馬表明

次の衆議院選挙で、参政党の新人で飲食店経営の林元将崇()(はやしもと・まさたか)氏25歳が、新しい和歌山1区から立候補することを表明しました。

林元氏は和歌山市出身で、近畿大学経営学部に在学中、参政党に参加し、卒業後は、神谷宗幣()(かみや・そうへい)党首のもと、石川県で米の栽培に従事するなど、農業と政治について学んだのち、去年(2023年)和歌山市に戻り、おにぎり販売店の経営と、稲作に取り組んでいます。

きょう(15日)午後、和歌山県庁で記者会見した林元氏は、立候補の理由について「若者の政治参加を自ら発信するとともに、稼げる農業や地産地消の促進による一次産業の振興に取り組みたい。また『わかやまペイ』を発展させた循環型デジタル地域通貨を普及させて経済効果を高めたい。利権がからまない、国民の声を素直に聞く政治を実現したい」と語りました。

次の衆議院選挙からは「10増10減」による区割りの変更により、新しい和歌山1区のエリアは、従来の和歌山市に岩出市と紀の川市が加わります。

和歌山新1区では、これまでに、自民党の鶴保庸介()(つるほ・ようすけ)参議院議員57歳が鞍替え立候補を表明していましたが断念しました。日本維新の会の現職の林佑美議員43歳も立候補する見通しです。

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