新社屋や工場新設へ/オカネツ工業が地鎮祭/26年7月までに順次完成予定【岡山市】

小型農業機械の製造販売などを手がける岡山市のオカネツ工業は5月15日、新しい社屋や工場などを建設するため、現地で地鎮祭を行いました。2026年7月までに順次完成の予定です。
オカネツ工業は受注拡大や自社開発商品の拡充を図るため、岡山市東区九蟠の現本社の敷地内に社屋や工場、設計開発棟などを新設します。
地鎮祭には関係者およそ30人が出席。和田俊博社長がくわ入れをして工事の安全を祈りました。
新社屋は5階建てで、現社屋のおよそ2・7倍。延べ床面積はおよそ1970平方メートルです。
オフィスや大会議場のほか、新たにショールームやPR動画など制作するスタジオを整備。社員の交流や健康づくりのため、ラウンジやジムなども設けます。
新工場にはマシニングセンターを導入し生産能力を増強し産業機械などの部品を加工。自動ラックを備えた立体倉庫も併設します。
また、設計開発棟は2階建てで、現在のおよそ10倍の広さを確保。自社商品の開発などを手掛けます。
一連の施設の総事業費はおよそ40億円。

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