「どの選手にも何も与えられない」久保建英の2戦連続先発落ちに、ソシエダ指揮官が改めて言及。信頼を強調「とても重要」

現地時間5月16日に開催されるラ・リーガの第36節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがホームでバレンシアと対戦する。

この一戦の前日会見に登壇したソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、久保について言及した。スペインメディア『Futbol Fantasy』が伝えている。

13日のバルセロナ戦で2試合連続のベンチスタートとなった日本代表MFは70分からの出場で、20分のプレータイムに留まった。

試合後に、これまで主力だった久保とアンデル・バレネチェアがなぜベンチスタートだったのかを問われると、アルグアシル監督は「理由はいろいろあった」としつつ、バルサ対策で5バックを敷いた点を大きな要因に挙げていた。

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そんななか、改めて久保とバレネチェアのスタメン落ちについて質問を受けた指揮官はこう回答した。

「どの試合でも、どの11人に賭けるか、私は決断しなければならない。たった11人しかプレーできないので、それを毎日繰り返している。このチームでは、私はどの選手にも何も与えられない」

名伯楽は「何が起こるかと言えば、各試合で私は11人を決めなければならない。感情、彼らがどのようにトレーニングしているか、どのような状態であるか、そして誰が相手か、誰がより多くのチャンスを生み出すかによって導かれる」とコメント。そのうえで、両アタッカーへの信頼を強調した。

「この間の試合は除外されたが、彼らは準備万端で、今シーズンのとても重要な選手であり、ここから最後まで活躍するだろう」

バルサ戦から中2日、さすがにバレンシア戦ではスタートリストに「TAKE」の名前があるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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