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アマチュアのなかにはドライバーが苦手でOBなどを多発し、スコアを崩しているという人も珍しくありません。実際、飛距離が出るぶんミスの幅も大きく、独特の難しさがあります。今回はそんなドライバーで「うまく打てない」「うまく飛ばせない」という人におすすめの打ち方をご紹介。その原因、無意識にフェースを開いてしまっているからかも!?
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ドライバーはほとんどがヘッド体積460ccで、一般的な3Wの3倍近い大きさ。アイアンと比べると写真のような圧倒的なサイズ差があります。そんな“他の番手よりも大きくて、重心距離の長いドライバー”で大切なのは、バックスイングでフェースをむやみに開かないこと。大きく開いてしまったものは、スイング中に適切に閉じるのが難しく、これが「うまく打てない」「うまく飛ばせない」の原因になります。
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油断すると開いてしまいがちなフェースですが、そうならないようにするためにもバックスイングではフェースをやや閉じた状態にする感覚をもちましょう。写真のように、バックスイングのシャフトが地面と平行になる位置で、リーディングエッジが真上よりも前に倒れている状態を作れば、ヘッドの重心がシャフトの真上に来るためクラブをコントロールしやすくなり、振り遅れにくくなります。
POINT
シャフトは飛球線と平行リーディングエッジは前傾と同じ角度に
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手元が腰の高さにきたハーフウェイバックで、シャフトは飛球線と平行、リーディングエッジが前傾と同じ角度なら○。インに上がりすぎるとフェースが開きやすいので注意(×)
バックスイングでは左腕はやや外旋させる
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バックスイングでは左腕はやや外旋させる感覚が必要。内旋するとワキが開き、フェースも開いて軌道もインサイドになりすぎてしまう
ダウンスイングは上げた軌道よりインから下ろす
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ダウンスイングはインサイドから下ろしたい(○)が、手元が浮くとクラブが寝て(×)大きなミスになるので注意
レッスン=長谷川泰之
●はせがわ・やすゆき/1978年生まれ、新潟県出身。脱サラして研修生となり、PGAティーチングプロA級を取得。2019年にはPGAティーチングプロアワード優秀賞を受賞。
構成=鈴木康介、写真=田中宏幸、協力=日神グループ 平川CC