英国風庭園 春の花彩る 東彼杵・小林さん宅 19日に「野だて」「二胡演奏」 長崎

ジギタリスの花に見入る見物客=東彼杵町蕪郷

 長崎県東彼東彼杵町蕪(かぶら)郷の「イングリッシュガーデン小林」の花が見頃を迎えた。オーナーでステンドグラス作家の小林哲朗さん(76)は「鳥のさえずりと、そよ風を感じに来て」と話す。今月下旬まで楽しめそうだ。
 標高約370メートルの小林さん宅は、ため池「蕪池」の湖畔。「カナダのような景色」(小林さん)にほれ込み16年前移住した。数年前から、約1200平方メートルを英国風庭園に仕上げ、約100品種のバラや、クレマチスなど約100種類の花を育てている。平地よりも気温が低いことから、バラはこれから咲き始める。
 19日午前10時から午後3時まで、野だてと二胡(にこ)演奏会を随時開催。「そのぎ茶」など地元農産物や、小林さんのステンドグラスの販売もある。問い合わせは小林さん(電090.5290.7021)。

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