岡山市北区で最大瞬間風速20.8メートルを観測 瀬戸大橋線は強風で運転取り止め 再開は午後2時以降の予定

大気の状態が不安定で、岡山・香川では風速15m近い強い風が吹いているところもあります。交通機関にも一部影響が出ています。(16日午前11時半現在)

朝から強い風が吹いた岡山市内です。北区では午前9時ごろ、最大瞬間風速20.8メートルを観測しました。この強風のため岡山市内では、駐車している自転車が倒れたり、風で飛ばされた板が車に当たって窓ガラスが割れたりするなど、被害も出ています。

一方、JR高松駅ではホームにつるされた看板が風で揺れていました。JRでは強風の影響で快速マリンライナーと、高知、愛媛、徳島に向かう特急で、瀬戸大橋を通る区間の運転がストップしています。快速マリンライナーでは、一部の列車が、岡山から児島、高松から宇多津で折り返し運転となりました。駅では、列車での移動をあきらめ、別の手段を探す人もいました。

(通勤する人)
「困りますね。昼までに京都に行きたいんですけれど、バスに振り替えざるを得ないです」

JRによりますと、午後2時以降の特急や快速で順次、瀬戸大橋を走る区間の運転再開を予定しているということです。

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