「必要としている人の役に立てれば」 移動採血車市内に 38人が協力/岡山・津山市

岡山県赤十字血液センター(岡山市)は15日、津山市内の2カ所で移動採血車による献血事業を実施し、市民ら計38人が採血に協力した。

コロナ禍の影響などで協力者が減少する中、河井林産と中島病院が会場を提供し、京御門がお礼用に菓子を提供。

午前中の河井林産は事務所内で受け付け、事前告知を目にしていた人たちが次々に訪れて問診、採血可能の診断を経て駐車場の専用車に入り、採血(400ミリリットル)に応じていた。それぞれお礼に津山銘菓「桐襲」(5個入り袋)を進呈。

津山市の自営業男性(47)は「ここ数年、年3回ペースで協力しており、血液を必要としている人たちの役に立てればと思う」と話していた。

県赤十字血液センターの移動採血車

© 津山朝日新聞社