“データ分析”で町の活性化へ 高校生が地元の課題を考える授業

愛媛県伊方町にある県立三崎高校の生徒が、「総合的な探究の時間」の授業で、データ分析も駆使しながら町の活性化策を考えます。

授業はデータ分析を通じて伊方町の課題を発見し、解決方法も考えようというもので、高松市に本社を置くIT企業「STNet」の常務取締役で伊方町町政アドバイザーの田口泰士さんが講師を務めます。

1回目の16日は2年生57人が最大の課題「人口減少」について分析力を養ってもらおうと、伊方町と松山市の人口推移を比較しながらグループで意見を出し合いました。

生徒の意見
「老人は増えているのに総人口は減っている。ということは、若い世代がいなくなっている。人を集めてくる政策をとったら、人口は増える」

生徒たちはディスカッションを通じ、データ分析のポイントに「気付き」を得た様子でした。
授業では今後、愛媛県伊方町の活性化策を考え、町長に提案を行うほか、地域創生のアイデアコンテストへの応募も目指します。

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