普段非公開の動物の身体測定を公開 盛岡市動物公園ZOOMO 新たな動物病院の整備もクラウドファンディングで呼びかけ

盛岡市の動物公園ZOOMOで普段は非公開となっている動物たちの身体測定が公開されるイベントがきょう行われました。清水記者の報告です。

この動物の身体測定は動物公園内の動物病院を新しく整備するため、クラウドファンディングの立ち上げに合わせて行われました。きょうは岩手大学教育学部付属中学校の3年生10人を招待し普段は非公開の動物たちの身体測定を公開しました。

(記者)
「ヤギの体重測定が行われています。ヤギの負担軽減、そして適切な体重計が無いということで人間が抱っこして体重を図るんですね~」

このほか身体測定を行ったのはゾウやキリン、フラミンゴ、カンガルーなどです。このうち、ゾウ園舎ではメスのマオの体重測定が公開されたほか、キリンのメスのユンの身長は飼育する園舎の壁に張ってあるメモリで測定しました。生徒たちは、実際に動物たちと触れ合いながら動物たちの健康について学びを深めました。

(生徒)
「自分の親が獣医師なので手慣れてて、動物おさえる時も簡単にやるんですけれど、自分で持ってみると意外と難しくて動物は生きてると実感しました」

(生徒)
「なんかかわいいよね。実際にみるともっとかわいい」

(生徒)
「(ゾウの体重が)1トンくらいと予想してたんですけど、実際は3910キロあって思ってたよりも重かったのでびっくりしました」

盛岡市動物公園ZOOMOは、動物たちがこれまで以上に健康に暮らしていくためにもクラウドファンディングを活用して新たな動物病院を整備し社会教育施設として活用したいとしています。

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