【MLB】「1089億円のバーゲン品」大谷翔平、米敏腕記者の選ぶ“ベストムーブ”1位に選出 「あらゆる価値がある」

地元紙『New York Post』の敏腕記者であるジョン・ヘイマン氏が16日(日本時間17日)、自身の選ぶ「オフシーズンのベストムーブ」上位20を発表。

ドジャース大谷翔平投手、山本由伸投手、シカゴ・カブス今永昇太投手がランクインした。

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■敏腕記者が大谷を絶賛「ド軍にとってあらゆる価値」

ランキングは16日(同17日)時点の主要スタッツに基づき発表され、1位にはOPS1.108を記録している大谷が選出された。

その理由について、ヘイマン氏は「ほかに誰がいる?彼はスキャンダルを乗り越えながら、打率、長打率、OPSでナ・リーグトップに立っている。7億ドル(1089億円)のバーゲン品だ」と、元通訳の水原一平氏の賭博スキャンダルがあったにも関わらずリーグトップの打撃成績を残す大谷を高評価。

「ショウヘイ・オオタニはドジャースにとって、あらゆる価値がある」とスポーツ史上最高額と話題になった10年7億ドルの契約金は破格だったと絶賛した。

続いて2位に選ばれたのは、防御率0.96を誇る今永だ。ここまで46回2/3を投げて5勝無敗を誇る今永に対し、同氏は「WBCクリンチャーの勝者は、ヨシノブ・ヤマモト(そしてそのほか全員)をも上回っている。MLB史上最高の先発投手のひとりだ」と称賛の声を惜しまなかった。

また3位にはOBP.408のフアン・ソト外野手(ヤンキース)、4位に73奪三振をマークしているタイラー・グラスノー投手(ドジャース)がランクイン。

山本は15位のジェームス・パクストン投手(ドジャース)に次ぐ16位で選出されたが、「素晴らしいが、彼に3億2500万ドルの価値があるかどうかはまだ疑問だ」と、12年3億2500万ドルという“投手史上最高額”の超大型契約が首を絞め厳しい評価となった。

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