「彼はまだ私を魅了できていない」名手スナイデルが上田綺世を辛口評価! 元蘭代表FWも同調「プレー時間が少ないのも理解できる」

フェイエノールトの日本代表FW上田綺世について、元オランダ代表のウェズレイ・スナイデル氏が語っている。

上田は昨年の夏にベルギーのサークル・ブルージュからフェイエノールトに移籍。加入1年目の今季は、エースのサンティアゴ・ヒメネスの控えに回っており、途中出場が多いものの、ここまでリーグ戦25試合で5ゴール・1アシストをマークしている。

オランダメディア『FR12』によると、そんな25歳をスナイデル氏はサッカー番組『Veronica Offside』で批評。かつてアヤックスやレアル・マドリー、インテルなどで活躍した名手は、以下のように述べている。

【動画】フェイエ上田綺世の3戦連発弾!
「私は決してウエダのファンではない。ただ、彼はコンスタントに試合に出ていないのでリズムを欠いているのかもしれない。アルネ・スロット監督は『彼が頻繁にプレーすれば、非常に優れたストライカーになるだろう』と思っているのかもしれない。でも、それが全てだとは思わない。彼はまだ私を魅了できていないよ」

また、同番組に出演していた元オランダ代表FWのヴィム・キーフト氏も「ウエダがフェイエノールトのファーストストライカーを務められるかどうか確信できない」とし、「ヒメネスがファーストストライカーだったことも、ウエダのプレー時間が少ないのも理解できる」と厳しい言葉を述べている。

ヒメネスはアーセナルやアトレティコ・マドリーからの関心が噂されており、退団が濃厚。来シーズンは上田の出番増加も期待されているが、日本人ストライカーは周囲を納得させるパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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