被害額は計5200万円 60歳会社員男性、SNSで投資の甘言信じた末に3回も

滋賀県警近江八幡署

 滋賀県警近江八幡署は17日、滋賀県近江八幡市の会社員男性(60)が交流サイト(SNS)を通じて投資話を持ちかけられ、現金計5200万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は昨年8月19日、投資情報共有に関するメッセンジャーアプリのグループに参加。先生と呼ばれている人物や参加者からFXによる投資話を持ちかけられた。投資アプリ画面で一部利益が出ているように表示されたことから信じ込み、今年1月19日まで計9回にわたり計2550万円を入金した。また、昨年10月~今年1月にも別のグループ2件を端緒にした投資名目で計1600万円と計1050万円をそれぞれ入金したという。

 出金できないのを不審に思った男性が3月に同署を訪れ、被害を相談した。

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