「相手をわかろうとする姿勢で対話を」 別府大・佐藤敬子客員教授が講演 公立小中事務職員研修会/岡山・津山市

本年度「美作地区公立小中学校事務職員研修会」(同職員協議会主催)が16日、岡山県津山市のリージョンセンターで開かれ、職員約100人が業務の資質向上を目指し、研さんを積んだ。

津山教育事務所の神田智弘所長の講話に続き、別府大学客員教授の佐藤敬子さん(大分県)が「チーム学校のファシリテーターとして生き生きと働く~大切に思う仕事を大切な仲間とするために~」をテーマに講演した。

佐藤さんは、世代や価値観が異なる人との関係性の作り方や、コミュニケーションの取り方を紹介。職場環境を改善する上で、「個人の能力を引き出し、まとめあげるファシリテーターの役割が大切」と話した。

若者の考え方の傾向や会話の前に雑談を挟むテクニックなどを挙げながら、「常に相手をわかろうとする姿勢で対話をすることを心がけて」と呼びかけた。

このあと総会や部会ごとの研修が行われた。

講演する佐藤さん

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