イースト決勝へ駒を進めたセルティックスのアル・ホーフォード「ポジティブなステップ」

ボストン・セルティックスでプレーするアル・ホーフォードは、5月16日(現地時間15日、日付は以下同)に行われた「NBAプレーオフ2024」のイースタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦で、クリーブランド・キャバリアーズ相手に大暴れを見せた。

右ふくらはぎの肉離れのため、戦線離脱しているクリスタプス・ポルジンギスに代わって先発センターを務める男は、4勝1敗でシリーズに決着をつけた第5戦で34分58秒コートに立ち、6本の3ポイントシュート成功を含む22得点にゲームハイの15リバウンド3ブロック、さらに5アシストとオールラウンドな活躍で勝利に大きく貢献。

『NBA History』によると、ホーフォード(37歳と347日)はレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)を抜き、プレーオフの試合で20得点10リバウンド5アシストに5本の3ポイントを決め切ったNBA史上最年長の選手になったという。

3年連続、通算6度目のカンファレンス・ファイナル進出を決めたホーフォードは「スペシャルなこと。実際にやってのけるのが難しいものなんだ…。自分たちが望む位置へ進むうえでまたポジティブなステップになる」と話していた。

ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、ポルジンギス、デリック・ホワイト、ドリュー・ホリデーといった実力者が名を連ねるセルティックスで最年長のホーフォードは、NBAキャリア17年目の大ベテラン。

キャブズとのシリーズでは平均31.6分9.6得点7.6リバウンド2.4アシスト1.0ブロックを残しており、攻防両面で潤滑油となってチームを支えてきた。

現時点で、ホーフォードはプレーオフへ15度も出場し、通算177試合目に達した。これは287試合で歴代トップに立つレブロンに続いて現役2位、歴代でも19位タイという素晴らしい実績と言っていいだろう。

セルティックスとしてはフランチャイズ史上18度目、ホーフォードにとっては初のチャンピオンシップ獲得に向けて、22日からスタートするカンファレンス・ファイナルでもその活躍に期待したいところだ。

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