フルーツ娘、9人に委嘱 南部町産果物PR任せて/青森

南部町産果物のPRに取り組むフルーツ娘9人と工藤町長(前列中央)

 青森県南部町名産の果物をPRする本年度の「フルーツ娘」の委嘱状交付式が16日、町役場で開かれた。委嘱された町内の9人は、間もなく旬を迎えるサクランボのほかリンゴ、モモ、ブドウなどさまざまな町産の果物を売り込む。任期は1年間。

 フルーツ娘は、町内の事業所や学校に所属する女性が対象。再任が蛭子早貴さん(29)=青森銀行南部支店、米内千夏さん(24)=町営地方卸売市場、月舘柊葉(しずく)さん(21)=町役場、金沢真衣さん(20)=同=の4人。新任が山道一慧(かずえ)さん(26)=みちのく銀行南部中央支店、馬場萌海(もえか)さん(22)=はらだクリニック、坂本愛絵(まなえ)さん(27)=南部病院、川守田しずくさん(17)=名久井農業高校、村井恵音(けいと)さん(18)=同=の5人。

 一人一人に委嘱状を手渡した工藤祐直町長は「果物が豊富な南部町のPRは、私より皆さんの方が何倍も効果がある。おいしいフルーツを全国に発信してほしい」と激励した。

 9人はそれぞれ「県内外にPRし、地域活性化にも役立ちたい」「フルーツだけでなく町の魅力も発信したい」などと抱負を語った。9人は今後、CMやイベントなどで町産果物のおいしさを伝えていく。

© 株式会社東奥日報社