家電、食品、持ち寄りフェス さいたま市がリユース促進、新都心で19日

19日に開催される「食品ロス削減&リユース品など持ち寄りフェスティバル」のチラシ(さいたま市提供)

 「食品ロス削減&リユース品など持ち寄りフェスティバル~未来のためにさいたま市ができること~」が19日、埼玉県さいたま市大宮区のさいたま新都心バスターミナルで開催される。食品のほか、おもちゃや家具、小型家電などの不要な品を市が預かって、食品ロス削減をはじめとする3R(リデュース・リユース・リサイクル)の促進を図る。

 リデュースブースでは余った食品を市が預かり、フードバンクのNPO法人を通して必要な人へ寄付する「フードドライブ」を実施するほか、持続可能な開発目標(SDGs)に配慮したベーグルを販売。このほか、持ち込まれたおもちゃや家具、衣類などをリユースするブースでは、事前に整備・メンテナンスされたリユース自転車の販売も行う。リサイクルブースでは子ども向けに容器包装の3Rについて、楽しく学べるビンゴクイズや環境謎解きクイズが体験できる。

 清水勇人市長は16日の定例会見で「知って、体感できるブースを多数、用意しているので、ご家族で参加していただきたい」と呼びかけた上で「普段の生活から3Rを心がけ、捨てる前にまだ使えるか、一度考えていただきたい。皆さんの行動変容が、今の子どもたちが大人になった時代、さらにその未来につながっていくと考えている」と述べた。

 19日午前10時~午後4時で参加無料。駐車場は事前予約制。問い合わせは、市資源循環政策課(電話048.829.1338)へ。

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