中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

15日、民間交流イベントの会場。(晋城=新華社記者/陳志豪)

 【新華社太原5月18日】中国山西省高平市でこのほど、中国古代の伝説上の帝王、神農炎帝(しんのうえんてい)を祭る「炎帝の故郷、高平で中国人のルーツを探す」と題した民間交流イベントが行われ、国内外から集まった中華民族の子孫たちが血縁の絆を確かめ合った。

 イベントは中華炎黄文化研究会と山西省炎黄文化研究会が主催し、高平市炎帝文化研究会が運営。神農炎帝への参拝行事や若者同士の交流会などが催された。

 厳かな雰囲気の中、炎帝陵前で国家の繁栄を願う鐘や太鼓を鳴らす「盛世鐘鼓」や花かごをささげる式典など九つの伝統儀式が行われた。参加者らは中華民族の始祖、神農炎帝の偉業をしのび、中華民族の偉大な復興を祈った。

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

15日、山西省高平市の炎帝陵で披露された伝統の歌と踊り。(晋城=新華社記者/陳志豪)

 炎帝は約5千年前の古代中国の部族の首領。部族は神農氏とも呼ばれ、姜(きょう)を姓とし、現在の中国中部の山西、陝西、河南、湖北、湖南各省などを主な活動範囲としていた。伝説によると、炎帝は医学や農業、教育で卓越した貢献をした。もう一人の部族の首領、黄帝と共に中華民族の始祖としてあがめられている。

 高平市には神農炎帝の歴史的遺物が豊富にあり、炎帝を祭る行事が古くから伝わる。(記者/陳志豪、許雄)

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

8日、山西省高平市にある炎帝陵。(晋城=新華社記者/陳志豪)

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

15日、山西省高平市の炎帝陵で披露された伝統の歌と踊り。(晋城=新華社記者/陳志豪)

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

9日、山西省高平市にある炎帝陵。(晋城=新華社記者/陳志豪)

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

15日、民間交流イベントの会場。(晋城=新華社記者/陳志豪)

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

15日、山西省高平市の炎帝陵で披露された伝統の歌と踊り。(晋城=新華社記者/陳志豪)

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

15日、民間交流イベントの会場。(晋城=新華社記者/陳志豪)

中華民族の始祖「神農炎帝」祭るイベント、山西省高平市で開催

15日、山西省高平市の炎帝陵で披露された伝統の歌と踊り。(晋城=新華社記者/陳志豪)

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