3月いっぱいでCyberFightから独立し新体制となったガンバレ☆プロレスが5月18日、東京・新木場1stRINGで第2弾興行「エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス2024」を開催した。YuuRIがウナギ・サヤカの保持するKITSUNEワールド王座に挑戦するも、王座奪取はならなかった。
YuuRIは4・27北沢で「世界へ行く近道」として、ウナギに挑戦表明した。ベルト奪取を狙うYuuRIは619、ミサイルキック、ジャンピング・ネックブリーカー、投げ捨てジャーマンで攻めて行くが返される。
ウナギは雪崩式ブレーンバスター、ブレーンバスターを見舞うもカウントは2。YuuRIはスリーパーからドラゴンスリーパーに移行もウナギが脱出。必殺のスワントーンボムでたたみかけるも3カウントは奪えず。
張り手の応酬から、ウナギが強烈なヘッドバット。後頭部へのスライディングTANAKA、正調のスライディングTANAKAとたたみかけるも、YuuRIは気力で返す。ならばとウナギは「大儀であった」を繰り出して、3カウントを奪取した。
ベルト獲りならなかったYuuRIは「ベルト獲れなかったけど、すがすがしい気持ちです。自分のすべてを出しても勝てなかった。やっぱりウナギ・サヤカはホントに強いんだなって思ったけど、ここで終われないし。逆にこんなに全部出しても勝てない相手がいるって、これからのプロレス人生がより楽しみになった。絶対にウナギ・サヤカを倒すこと、ガンプロ世界進出っていう夢があるので、それに向けて突き進んでガンプロしていきたい」と語った。
2度目の王座防衛に成功したウナギは「昨日、ここで中島安里紗と試合して。辞める人と、最後でもうできないっていう思いを受け取っての今日だったので。ホントにいつ最後が来るかわからない。もしかしたらYuuRIとの試合も今日で最後かもしれない。うちらの試合の前にケガ人が出て、重い空気のなか始まったので。最後までやりきったYuuRIはプロレスラーとして成長したと思う。所属団体はないし、仲間はいないけど、自分のことを支えてくれる人も守ってくれる人もたくさんいるということをわかってるのが、今のウナギ・サヤカの強み。私の後ろにはジャガー横田も井上京子も長与千種も鈴木みのるも小橋建太もいるんだよ。てことは私が今一番プロレス界で最強なんだよ」と話した。
「エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス2024」
日時：5月18日（土）
会場：東京・新木場1stRING
観衆：218人
1．川上翔大デビュー戦 10分1本勝負
〇大家健（6分16秒、逆エビ固め）川上翔大●
2．30分1本勝負
ハートリー・ジャクソン＆趙雲子龍＆〇まなせゆうな（13分16秒、片エビ固め）大家健＆バニー及川●＆がばいじいちゃん
※鈴木ダイナミック
3．30分1本勝負
入江茂弘＆〇渡瀬瑞基（17分24秒、片エビ固め）大家健●＆バリアン・アッキ
※ダイビング・フットスタンプ
4．30分1本勝負
〇今成夢人（7分7秒、片エビ固め）前口太尊●
※パワーボム
5．スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ選手権 60分1本勝負
＜王者組＞〇勝村周一朗＆和田拓也（9分32秒、トリプルスリー3ロック）冨永真一郎●＆DaisukeⓇ＜挑戦者組＞
※王者組が6度目の防衛に成功
6．KITSUNEワールド選手権 60分1本勝負
＜王者＞〇ウナギ・サヤカ（12分19秒、片エビ固め）YuuRI●＜挑戦者＞
※大儀であった。王者が2度目の防衛に成功
7．スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権 60分1本勝負
＜王者＞〇石井慧介（18分24秒、片エビ固め）岩崎孝樹●＜挑戦者＞
※ジャンピング・ハイキック。王者が初防衛に成功
〈写真提供：ガンバレ☆プロレス〉
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