毎秒24トンの水、迫力に歓声 群馬・みなかみ町のダムで点検放流

 群馬県みなかみ町の奥利根地域にある三つのダムの点検放流に合わせたイベントが18日、藤原、奈良俣の両ダムで始まった。藤原ダムでは三つのゲートから相次いで放流が行われ、最大で毎秒24トンの水が音を立てて流れると、来場者は歓声を上げ、カメラのシャッターを押していた=写真。19日は矢木沢ダムの放流が行われる。

 各ダムは梅雨や夏季の洪水期に備えて点検放流を実施。イベントでは普段入れない堤体内など施設見学や、地元の店が集まったマルシェも開かれている。

 来場には、今年から事前に購入する参加券が必要。

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