【MLB】今永昇太、“CY賞級”の活躍は「カブスの前提条件じゃなかった」 米メディアが絶賛「輝かしい歴史的スタート」

カブス今永昇太投手は18日(日本時間19日)、本拠地でのパイレーツ戦に今季9度目の先発登板。7回88球を投げ4安打、7奪三振1四球無失点の快投を見せた。

今永はこの日もパイレーツ打線を相手に凡打の山を築く圧巻の投球。7回を88球無失点で投げ抜いた。6勝目は逃したもののチームは9回にサヨナラ勝ちを収め、チームに勝利をもたらした。

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■会見ではユーモアたっぷりに発言

今永は勝利投手こそ逃したものの、デビューから9試合先発した段階で、防御率は0.84となった。これはメジャーで防御率が認められてから(1913年以降)最高の記録となっている。

そんな今永といえば、インタビュー時の爆笑会見が恒例となりつつある。この日も試合後に「街を歩いていて声をかけられることはあるか?」という報道陣の問いに、「まだそんなに出歩いてはいない」と前置きしつつ、「球場の往復と、行きにダンキンドーナツのカフェラテを買うというルーティーンしかない」とユーモアたっぷりに発言した。

米スポーツサイト『ジ・アスレチック』は、「ショウタ・イマナガの輝かしい歴史的スタートがカブスの今季の認識を変える」と報じ、「イマナガが5月中旬までサイ・ヤング賞候補のような投球をすることはカブスにとって、前提条件のひとつではなかった」と活躍ぶりが想定を上回るものであったと評している。

メジャーの歴史に名を刻むスタートを切った今永。移籍1年目からグラウンド内外で抜群の存在感を放っている。

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