京都サンガ、広島に0―5惨敗 攻守にいいところなし、パスミスから失点

5連敗を喫し悔しそうなサンガイレブン(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは19日、サンガスタジアム京セラで第15節の広島戦に臨み、0-5で完敗して5連敗となった。5失点は曺貴裁監督体制では初めて。ホームでは開幕7連敗。勝ち点は9で順位も最下位のまま。

 3試合連続で3失点を喫しているサンガ。これまでの4バックから、今季初めて3バックに変え、松田佳(京都橘高-東洋大出)が5試合ぶりに先発出場した。前線では、豊川が4試合ぶり、山崎は6試合ぶりの先発起用となった。

 サンガは最終ラインからのパスを何度も奪われて失点を重ねた。前半9分、最終ラインから金子へのパスを奪われてカウンターで失点。同12分にはセットプレーから背後にパスを通され、クロスから失点した。同25分には、中盤でボールをカットされて与えたCKで追加された。守備での寄せ、パスの判断スピードも遅く、ほとんどシュートにも持ち込めなかった。

 後半開始から松田佳から武田に替えたが、同10分はロングスローから逆サイドに走り込まれて4点目を奪われた。同24分には、直接FKを決められて駄目を押された。同30分に交代出場した平賀と一美が、果敢に敵陣に攻め込み、リズムを変えたが、ゴールは遠かった。

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