”アナ雪ガチオタク”の筆者が、新エリア「フローズンキングダム」全貌を、隅々まで徹底レポート!
「現実世界にアレンデール王国が実在している…!」とまで断言できるような、素晴らしい世界観と作り込みのエリアを、マニアならではの視点や注目ポイント満載で、たっぷり詳細にご紹介します。
ファン感涙…「アレンデール王国」を訪問できる!
映画『アナと雪の女王』の世界にどっぷり入り込める、「ファンタジースプリングス」内の新エリア「フローズンキングダム」。
エルサが自身の魔法の力を受け入れ、映画『アナと雪の女王』が幕を閉じた後の、幸せな世界が広がります。
アナとエルサの物語を辿るアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」や、アレンデール城の中で優雅に食事を頂けるレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」などで構成。
ただアトラクションとレストランが存在するだけのエリアではなく、完璧に作り込まれた「アレンデール王国」の中で、映画の中に迷い込んだかのような体験ができるのが特徴です。
1歩足を踏み入れると、そこには凄まじい作り込みの、夢のような世界が広がっていました。
"門が開いた後"の幸せな世界…!
入り口に掲げられた「Welcome to Arendelle」のプレート。
この時点で既に感極まってグズグズ泣き始めるのが、アナ雪ガチ勢です。
幼少期に辛い思いをし、ずっと離れ離れだった2人が…!周りのもの全てをシャットアウトし、心を閉ざしていたエルサが!
もう門を閉ざすことなく2人で幸せに暮らし、国民や訪問客を受け入れ、温かく迎えてくれるなんて…!
足を踏み入れ、アレンデールに入国した瞬間、妄想アレンデール国民としての安心感のようなものを覚えます。
なんだこの幸せな世界線は…こんな夢みたいな体験ができるなんて!こんなことがあっていいのか!
軽食を売る「オーケンのオーケーフード」 を通り過ぎると、目の前には映画の中で何度も何度も見た、アレンデール城が!
すげえ、本物だ…!!
もちろん、王族の住むれっきとしたお城なのですが、なんと言うか「堂々とそびえ立つ!」感じではなく、どこか温かみを感じさせる佇まい。
権力の証である立派なお城で、国民や訪問客を畏怖させる感じでは全くなく、どこか素朴な雰囲気さえ漂わせながら、本当にゲストを温かく歓迎してくれているように感じました。
「フローズンキングダム」エリア全体で感じましたが、どこもかしこも温かみに溢れていて、でも全てが素敵にきちんと整っていて。
決して大きな国ではなくても、豊かで国民も王族も等しく幸せに溢れている、余裕感のようなものも伝わってくる雰囲気。
華美過ぎない造りやちょうどいい規模感が、アナとエルサの2人と、そして国民を含む「アレンデールという王国そのもの」への解像度を一気に上げてくれて、とても嬉しい気持ちになりました。
映画の世界が広がる!
映画で見たことのある噴水や時計、アナが「生まれてはじめて」のシーンで通り抜けた門扉、随所に散りばめられた国旗や王国の紋章。
その全てに大興奮しながら、アレンデール城壁内の探索は、まだまだ続きます。
お城の向かって左手には、アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」と、遠くにそびえ立つノースマウンテン&氷の宮殿の姿も。
ドキドキしながら探索を続けていると、お城から鐘の音が聞こえてきて、もうビックリ!
00時ピッタリの時間になると、その時間の回数だけ、鐘が鳴る仕掛けがあるみたいです。
『アナと雪の女王/家族の思い出』でも聞いた鐘の音を、まさに作品と同じ場所で、実際に聞く事ができるなんて…。
夢のような体験に、目が眩みそうになります。
今まで頑張って生きていて、本当に良かった。
『アナと雪の女王』を好きでい続けたこの10年間が、全て肯定されるような極上の体験です。幸せ!
アナの気分になり切れる!
そして門から外に出てみると、映画で見た"あの"橋も完璧に再現してあり、興奮が止まりません。
「生まれてはじめて」のアナの気分になれる、ファンにはたまらないスポット。
こんなにも素晴らしい造形で、映画の世界を見事再現してくれたという事実に、感謝を噛み締め、拝みながら通り抜けて行きます。
ありがたやありがたや…。
橋の入り口側に立ち、お城を背にした写真も是非撮って欲しいですが、逆にお城から出て、目の前に広がる街並みを眺めるのもおすすめ。
まるで自分も王族になったような、アナやエルサと同じような気分になれますよ。
北欧を感じる素敵な街並み
橋を通り抜けると、国民が暮らすアレンデールの街並みが。
映画で見たガゼポや桟橋、クリストフとスヴェンのそりなど、『アナと雪の女王』らしい世界が広がります。
建物がカラフルでとっても可愛く、写真映えも間違いなし!
温かみのある木彫りのモニュメントや、ローズマリングのペイントなど、随所に北欧テイストが散りばめられており、リアルさを徹底的に追求した感じ。
ドアノブや看板、窓枠なんかも、1つ1つ丁寧に手作業が施されていて、アレンデール国民の丁寧で勤勉であたたかい、素朴な人柄が伝わって来ます。
街並みや建物のデザインで、国民性まで表現してしまうなんて…。
エルサやアナだけでなく、国民も丸ごと含めた「アレンデール」という1つの国に対して、解像度をグッと上げてきた感じ。
建物のショーウィンドウや、ドアの中から聞こえる作業音など、細かな所まで見どころたっぷりなので、ぜひ楽しみながらじっくり散策してみて下さいね。
"アナ雪ガチ勢"も唸る、素晴らしいエリア!
滝のふもとにある苔むした石が、丸まったトロールに見えて来たり、水に映る街並みやお城の美しさまで完璧に計算されていたり、細かな部分や空間のデザイン能力が、もはや異次元の「フローズンキングダム」。
テーマパークのいちエリアという事を完全に忘れそうな、凄まじい作り込みです。
ただただ「アレンデール王国」という実在する1つの国に、観光客として遊びに来た感覚。
目に映る全画角が素晴らしく、どこを切り取ってもフォトスポットに!
決して広くは無いと思うのですが、アレンデールが丸ごと完璧にギュッと再現されており、満足度がとにかく高い。
一方的に映画を観ることでしか知る事ができなかった、アレンデールという王国が、あらゆる角度から現実のものとして、自分の中にストンと落ちてくる感覚と言ったら…!
国民がそこに生きているさまや、時間に合わせて鳴るお城の鐘、温かみと素朴さを感じる造り、北欧式建築の美しさなどなど、肌でアレンデールを感じることができ、妄想アレンデール国民としては、もう感謝の極み。
『アナと雪の女王』という1つの作品の事が、もっともっと好きになったし、何度でも訪れたくなるこの大好きな場所を、一生大切に楽しんでいくためにも、元気に頑張って生きていこうと思いました。
まるで映画の登場人物の1人になったような体験ができる「フローズンキングダム」。
思い思いの過ごし方で、目いっぱい楽しんでみて下さいね。
(ウレぴあ総研 ディズニー特集/ いの)