新潟県に春を告げる『春かぶ』の栽培法とは?“はむっ”とした想定外の柔らか食感は「洋梨みたい」

JO1の與那城奨と木全翔也が、5月18日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔とともに新潟県新潟市を訪れ、想定外の食感だという『春かぶ』の栽培法に迫った。

今回の舞台、新潟県で春を告げるメジャーな食材として親しまれているのが『春かぶ』。かぶといえば冬のイメージが強いが、新潟県では平均気温が10°Cを超えるころにスーパーなどで『春かぶ』が並ぶようになるという。冬のかぶとの最大の違いは食感にあるそうで、名人いわく「新潟の春かぶは、『はむっ』っていいます」と柔らかさが特徴なのだそうだ。

早速、『春かぶ』が栽培されているハウスへ向かった一行。するとそこには、宮川が「抜いたやつを置いてるんですか?」とコメントするほど、土の上に白い部分を出したかぶの姿が。一般的に食材として用いられるかぶの白い部分は胚軸(はいじく)という茎の一部で、ハウスの中で密集させて育てることで、日光に遮られた部分が白く育つのだそうだ。

新潟県で育てられているかぶは、他の地域でも冬に育てられている品種だというが、春に育てることで暖かい中で短期間に成長し、柔らかい状態で収穫できる。さらに、新潟県に広がる日本最大級の砂丘・新潟砂丘のきめ細かな砂で育てることで、かぶにストレスがかからず、皮まで柔らかく成長するという。

いよいよ『春かぶ』の収穫に挑んだJO1の2人。木全は「(葉っぱも)すごいきれい。触り心地がめちゃくちゃいい」と、葉から美しい『春かぶ』に感動。與那城も「レタスよりもしっかりとしてて、キャベツよりかは弾力が」と葉に対するコメントをしつつ、簡単に『春かぶ』を収穫した。一方で「触った感じは弾力があって、『はむっ』のイメージはない」と白い部分の手触りは想像と違っていたようだ。

採れたての『春かぶ』を手に、一行は『春かぶ』を出荷する準備へ。無駄な葉を手作業で落としたあと、高圧洗浄機で丸洗い。春のピーク時には1日2.5トンもの『春かぶ』を出荷するそうで、続々と運ばれてくる『春かぶ』に木全は「本当においしそう!」と歓声をあげた。

生のまま『春かぶ』の『はむっ』を体感すべく、『春かぶ』に包丁を入れた與那城は「めっちゃ柔らかい、ほやってなる」と切り心地に驚き、皮ごと頬張ると「洋梨みたい」とそのみずみずしさに再び驚いていた。宮川も「うまい!甘いしきめ細かいですね繊維が。別格の最高のかぶ」と声を張り上げ、続いて登場する『春かぶ』を使った料理に期待を寄せた。

写真提供:(C)日テレ

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