松村沙友理 アイドルの肩書がなくなる時期に…「“本当の自分”がわからなくなって」乃木坂46時代の苦悩を告白

乃木坂46の元メンバーであり、現在はモデルや俳優として活躍する松村沙友理が、18日放送の『Google Pixel presentsANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。人生の決断をする時に訪れていた宮崎県で、アイドル時代の苦悩を語った。

松村が最初に訪れたのは宮崎県高千穂。家族との思い出のある高千穂峡を訪れたが、天気はあいにくの雨。激しく流れる川を見て、「私みたい。私の人生もあんな感じな気がする」と笑いながら話し、「人生の決断をするときに宮崎に来ることがすごく多かったので、今まで来てたところを巡って、私の人生を振り返る」と、今回の旅の目的を明かした。

雨を逃れてやってきた食堂で、松村は『高千穂牛の炭火焼き炙り丼定食』と『手造り自家製チキン南蛮』を注文。運ばれてきた料理を見て、「え~すご~い!めっちゃおいしそう!」と歓声を上げる。「あ~む」と高千穂牛を口に運び、「脂いっぱいで脂がとろっとろ。めっちゃ柔らかいです」と顔をほころばせて食リポした。

次に訪れたのは「道の駅高千穂」。松村は『宮崎牛ご飯だれ』や『高千穂峡つゆ』といった、おすすめのご当地商品を紹介した。スタッフが「料理されるんですか?」と尋ねると、「ん~、あんまり」と小首をかしげてあざとい仕草をし、笑いを誘った。

アイドル時代を振り返って、「乃木坂46にいたときは365日24時間ずっと乃木坂46の松村沙友里だったから。でもそれは自分の中では演じてやっているつもりはなくて。自然とそうなっていたから。じゃあそれをやめてって言われたときにやめれない」と語る松村。ある日、松村はある映画監督に「あなたは普段演じているから役をするときに二重に演じちゃっている」と言われたという。

松村は「“素のあなたを見せてほしい”って言われたときにすごい困ったんですよね。“素の私”別にないって。その時に自分の素ってなんだろうってめっちゃ考えて。その時が1番なんかしんどかったような気がする。それが乃木坂46の卒業と重なって」と話し、「アイドル」という肩書きがなくなる時期に“本当の自分”がわからなくなって苦しんだ過去を告白した。

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写真提供:(C)日テレ

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