度数高め、全国でも珍しい「梅酒用の純米酒」 八幡平・わしの尾

わしの尾が試験的に販売を始めた「梅酒用原酒(純米酒)」

 岩手県八幡平市大更のわしの尾(工藤朋社長)は「梅酒用原酒(純米酒)」の販売を始めた。家庭で梅酒を作る際に使える「アルコール20度以上」の純米酒は全国でも珍しく、日本酒ならではの深く柔らかな味わいを楽しめる。

 1.8リットルで3千円。1本当たり梅1キロと砂糖500グラムを入れると梅酒が完成する。同社によると、日本酒で梅を漬けると焼酎などで作る物よりも、酸味に加え米のうまみを感じることができ、甘くなめらかな口当たりになる。

 商品は同社店頭で販売。問い合わせは同社(0195.76.3211)へ。

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