今すぐやめて!その使い方NGかも?!長持ちする「まな板」の使用法とカンタンなお手入れ♪

こんにちは、家事コツ研究員の三木です!みなさんはどんな「まな板」を使っていますか?丈夫で使いやすい木製のまな板は、長く大切に使っていきたい人に向いています。しかし、長持ちしやすい木製のまな板も、こまめなメンテナンスは必要不可欠です!

木製のまな板を長く愛用するためにも知っておきたいNGな使い方と、正しいお手入れ方法を学びましょう♪

木製まな板のNGな使い方

そもそも知らなかったり、急いでいるときに意外とやってしまっていることが多いです。

1.水で濡らさずに使う

木製まな板は、乾いたまま使ってはいけません!表面を水で濡らし、水気を軽く拭きとってから使うのがベスト。水で濡らすことで、まな板の表面に水の膜ができ、食材の匂いや油などが染み込みにくくなります。

2.まな板の両面を使う

木製まな板は、どちらか片面を使うのが正しいです。食材ごとに両面を使いわけると便利そうではありますが、使い方としてはNG。

木製のまな板は水で濡らしてから使用しますので、両面を使うとまな板全面が汚れてしまいます。

3.汚れを漂白剤で落とす

長年愛用していると、まな板に黒ずみができたり、臭いが残ったりすることもありますよね。

汚れや臭いを落とすには「漂白剤」が便利ですが、木製のまな板に使用するのは間違いです漂白剤がまな板にしみ込み、かえって漂白剤臭さが残ることも…。

まな板そのものが変色する恐れもあるので、漂白剤の使用は避けた方が無難です。

4.汚れが付いたままお湯で洗う

お肉やお魚を切った後の木製まな板に、お湯をかけるのはNGです。お湯をかけると、食材のタンパク質が熱で固まって、汚れが余計にこびりついてしまいます…。汚れは水で落としてから、洗剤を使って流しましょう。

5.食器乾燥機を使う

基本的に、木製まな板は食洗器で洗えません。熱により、まな板がゆがんだり反り返ったりする恐れがあります。木製に限らず、食洗器対応のまな板以外は、手洗いをした方が無難です。

木製まな板の正しいお手入れ方法

調理のたびに使うまな板、そんなに手の込んだお手入れをするのは難しいですよね。
でも大丈夫!ちょっとした手間で、簡単にできる木製まな板のお手入れ方法があるんです♪

食材を切り終わった後は、ほかの食材を切る前に、毎回水で流してから水気を拭き取りましょう。

ほんの少しの手間ですが、毎回水で流すことで汚れが付きにくくなります。これも、調理しながら行える簡単なお手入れのひとつです♪

使い終わった木製まな板は、食器用の中性洗剤で洗えばOK!
その後、キッチン用のアルコールスプレーを全体に吹きかければ、菌の繁殖も防げます。

洗った木製まな板は食器カゴにいれっぱなしにせず、風通しの良いところに置いて、乾燥させることもお忘れなく!ただし直射日光は避けましょう。まな板を早く乾かすことが、黒ずみ・カビの防止につながります♪

洗っただけで落ちない、経年劣化のダメージは、カンナで表面を削ると良いです。
まな板の削り直しに対応しているメーカーもありますので、自分でカンナ崖をする前に調べてみましょう。

正しい使い方&お手入れでまな板が長持ち♪

食材を扱うまな板だからこそ、清潔に保ちたいもの。とくに木製まな板は、汚れやカビがつきやすく、使い方次第で傷む恐れもあります。正しい使い方・メンテナンスをして、大切なまな板を長く愛用していきましょう。

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