【クッキングシートの意外な活用法】家事の「そういえば困ってた」をラクに解決♪

こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。お菓子作りやオーブン料理で欠かせないクッキングシート。でも使う頻度が低く、持て余してしまっていませんか?しまい込んだままなんてもったいない!特殊な紙質のクッキングシートは、オーブン調理以外にも便利な使い方ができるんです。

今回は、ちょっと変わったクッキングシートの活用法をご紹介します。知っていると、家事がちょっぴりラクになりますよ。

活用法①おろし金の食材をかき集める

おろし金を使った後、すりおろした食材が目に詰まってイラッとするのは、調理の「あるある」ですよね。きれいに食材が集められないともったいないし、洗うときも厄介です。

そんなお悩みはクッキングシートで解決!クッキングシートをおろし金の上に置いたら、あとはいつも通り食材をすりおろしてください。

今回はショウガをすりおろしました。

おろしたショウガはクッキングシートの上にたまっていき、食材を簡単にかき集めることができました。

クッキングシートは丈夫な紙質なので、ゴシゴシとすりおろしても破れることはありません。おろし金の目に繊維が溜まらず、洗い物も楽ちんです。

食材はクッキングシートにのせたまま移動させることができ、調理や盛り付けもスムーズに。時短で作業ができ、助かります!

活用法②じょうごにする

調味料や粉末洗剤を容器に移すとき、じょうごがあると便利ですよね。

クッキングシートをくるんと丸めて三角錐の形にすると、じょうごに早変わり。中身をこぼさず、サッと移し入れることができるんです。

今回は口が狭い瓶に、スパイスを移してみました。

瓶の口に、クッキングシートで作ったじょうごを差し込んだら、準備完了。スパイスを入れていきます。

サーッと素早く移すことができました!周囲にこぼれず、掃除の手間も不要です。

口が広いので、作業が楽々。使うものに合わせて口の広さを自由に変えることができるのも、「クッキングシートじょうご」の便利なポイントです。

砂糖や塩、ゴマや粉末コンソメなど、調味料や食材を詰め替えるときに大活躍!掃除に使う粉末の重曹やクエン酸などにも使える活用法です。

活用法③おにぎりを作る

おにぎりはラップを使って握っている方が多いと思いますが、炊き立てのご飯だと手がやけどしそうになりますよね。

そんなときは、クッキングシートが最適。クッキングシートはラップよりも厚みがあるため、手に熱を感じにくいんです。

にぎり方は、ラップのときと同様です。まず、クッキングシートの上にご飯をのせ、塩をふりかけます。

あとは、クッキングシートごと形を整えながらご飯を握ります。

クッキングシートはゴワつきがあるため、ラップと比べると形を整えにくいけれど、何度か握ると三角形にできました。

余計な水分を逃がしてくれるのも、クッキングシートの良いところ。水分を多く含んだ炊き立てのご飯を握ってもべちゃつきにくく、おいしく作れますよ。

活用法④すし飯を作る

ちらし寿司や手巻き寿司、海鮮丼など、上手にすし飯が作れるとメニューの幅が広がります。でも、すし飯はご飯がべちゃべちゃになって失敗しがち。

そんなときも、クッキングシートが活躍してくれます。木の桶は不要で、ボウルとクッキングシートがあればOKです。

ボウルにクッキングシートを広げ、炊いたご飯を入れます。合わせ酢を入れたら、しゃもじで酢飯を切るように混ぜ合わせます。

あとは、クッキングシートごと取り出して、すし飯を冷ますだけ。

できたすし飯は、べたつかずちょうどいい仕上がりに!クッキングシートが適度に蒸気を逃がしてくれるので、テクニックなしで失敗なく作れます。

クッキングシートにご飯がくっつかないので、1粒も残さず食べることができるのも◎。ボウルにもご飯粒がつかず、時短で洗い物も終了です。

面倒に感じるすし飯作りも、クッキングシートがあれば仕上がりも手間も段違い!すし飯メニューが食卓に登場する回数が増えますよ。

ご紹介した活用法は、すぐに試せるものばかり。これで、もうクッキングシートを余らせません!眠っているクッキングシートがキッチンにある方は、試してみてくださいね。

撮影・文/小町ねず

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