北九州市若松区有毛にあるひまわり畑から海に向かう途中、トマト狩りや農業体験ができる「Nature(ネイチャー)」があります。以前にも一度訪れたことがありましたが、久しぶりに訪れてみました。
トマト狩りのほか、土日祝日限定オープンのカフェについてもご紹介します。
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最大で12種類のトマトを収穫することができる
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Natureは2002年、オーナーの天野克寛さんと美紀さん夫妻が開園。毎年2月下旬のプレオープンから6月末までトマト狩りを行なっています。季節によって種類は違うものの、5月中旬には最大12種類のトマトの収穫が可能です。
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トマトはもちろんですが、筆者がこの場所をとても気に入っているのはオーナーの夫妻の人柄です。
休園日にはハウス内でなぜか懸垂をする面白いオーナーと、オーナーを支える可愛らしい奥さま。彼らの人柄を慕って訪れるのは、にこやかな人ばかりです。
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取材中、海外からのお客様を見かけましたが、スタッフがトマト狩りのやり方を英語で丁寧に説明していました。
自分で好きなトマトを収穫できる
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トマト狩りにはコツがあるようで、注意事項に細かく記載されています。
トマトの実は、まず実の上の茎の膨らみを切り、それからヘタを切り取るという「2度切り」で収穫するとのこと。収穫したトマトが痛まないよう丁寧に解説してあるので、初めてでも安心ですね。
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入場料は無料。100g単位の量り売りスタイルで、トマトの種類によって価格が違います。
収穫したものは全て買い取るシステムなので、じっくり選びながら収穫しました。自分の好きなトマトを収穫できるのは、なかなか体験できないことなのですごく楽しいですよ。
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おすすめはプロが収穫した「食べくらべカップ」
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自ら収穫するのも楽しいのですが、筆者のおすすめはプロが収穫した「食べくらべカップ」です。私はこれで黄色いトマトの魅力に気づきました。
黄色いトマトは、赤いトマトに比べて酸味がなく甘すぎないのでいくらでも食べられます。同行した友人たちからも好評でした。
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NatureはSNSも多数展開しており、筆者もいくつかフォローしています。
中でも、特に印象的だったのが、Instagramの最初の投稿。Natureの21年間の軌跡を紹介するショート動画です。
2002年に周囲から笑われながらも、ダンボールの看板で農園を始めたこと。それでも訪れる人との出会いが楽しくて続けていたら、今や年間1万人ものお客様が来園するようになり、LINE登録者数も1000人を超えているそうです。筆者が訪れた日もトマト狩りをする人がたくさん来園していました。
また、動画には小さかった3人のお子さんが大きくなる成長の記録もあり、農園と家族に対するオーナーの思いがたくさん込められています。
Natureではトマトの全国発送も行なっています。筆者が訪れた際も「うわぁ、送ったらこれはきっと喜んでくれるわ」という声が聞こえていました。
トマトジャムが味わえる土日祝日限定カフェを併設
農園内にオリジナルキャラクターの「クマト」(筆者はオーナーにそっくりだと思う)の顔ハメパネルもあり、小さな子どもたちに大人気です。
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さらに、土日祝日限定で「畑DEカフェ」というカフェも併設されており、トマトジャムのトッピングができるソフトクリームを販売。濃厚なバニラアイスと甘さを抑えたフレッシュなトマトジャムがとても合うと好評です。
カフェは観光・旅行雑誌にも掲載されているそうで、外国人旅行客の予約も入っているのだとか。
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トマト狩りは6月末までの営業予定ですが、トマトの生育状況により終了時期は未定とのこと。
ハウス内なので雨の日も安心して収穫できます。家族みんなで訪れてみるのもいいですね。
詳細は、とまと狩りのネイチャーのインスタグラムで確認できます。
<Nature(ネイチャー)>
■所在地/北九州市若松区有毛2325-1
■定休日/木・金曜日
■営業時間/10:00~16:00
■駐車場/あり
※2024年5月21日現在の情報です
(ライター・Hanako Sakura)