オリオールズ・ヘンダーソンが4戦連発 メジャートップの16号も敗戦

【オリオールズ3-6カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

日本時間5月21日、オリオールズはカージナルスと敵地ブッシュ・スタジアム3連戦の初戦を迎えた。昨年の新人王ガナー・ヘンダーソンがメジャートップとなる16号本塁打を放つも3対6で敗れチームも連勝とはならなかった。オリオールズ先発ディーン・クレーマーは4回5失点で4敗目(3勝)を喫した。カージナルス先発ソニー・グレイは6回途中3失点で6勝目(2敗)を挙げ、ライアン・ヘルズリーは14セーブ目をマークした。

カージナルスは2回マイケル・シアーニの先制タイムリーで得点すると、4回裏には、メイソン・ウィンのタイムリー二塁打後、再びシアーニがキャリア初となる本塁打(1号3ラン)を放ちリードを広げる。しかし、6回表ショートを守るウィンの連続失策からチャンスをつくったオリオールズは好調ヘンダーソンがセンター方向へ16号3ランを放ち3点を返す。その後、連続ヒットで再びチャンスをつくるも、2番手ジョジョ・ロメロに抑えられ同点とはならなかった。7回以降、オリオールズ打線はカージナルスの小刻みな継投に対応できず、9回は守護神ヘルズリーにわずか9球で締められ、3対6で試合終了となった。

ヘンダーソンは4試合連続となる本塁打を放ち、アストロズのカイル・タッカーを抜きア・リーグ本塁打に躍り出た。昨年の新人王は、2年目のジンクスを全く感じさせない活躍で今季はここまで16本塁打、34打点、7盗塁、打率.271、出塁率.351、長打率.610、OPS.961の成績を残している。

なお、この試合「2番・右翼」でスタメン出場したラーズ・ヌートバーは3打数無安打も2四球を選ぶ活躍。連続安打は4試合で途切れてしまったが、打率.213に対し出塁率は.333まで上昇している。

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