徳島県藍住町の新たな特産品にしようと、地元有志らが手がけた日本酒が2024年も完成し、5月21日、瓶詰が行われました。
瓶詰が行われたのは、藍住町で地元の子どもたちが育てた「山田錦」を100%使ってできた日本酒「勝瑞城」です。
藍住町の商工会の青年部が、町の新たな特産品にしようと2023年、初めて生産され、2024年、2年目となるお酒が出来上がりました。
酒は鳴門市の本家松浦酒造場で製造されていて、2024年は前年より約240リットル多い1240リットルあまりをつくりました。
酒米づくりの舞台となった藍住町勝瑞といえば、戦国時代、織田信長より先に天下を掌握したとされる、三好長慶を輩出した土地です。
瓶に貼られたラベルの裏には「いにしえと今を繋ぐ「純米吟醸 勝瑞城」。
「おすすめの肴、鳴門鯛のお刺身、レンコンの天ぷら」の文字。
2024年も、藍住町の子どもたちが育てた酒米による日本酒が完成しました。
(藍住町商工会青年部・朝日 誠二さん(32))
「フルーティーで飲みやすいと思います」
(藍住町商工会青年部・富永 優弥副部長(34))
「広く知れ渡ってもらえるようなお酒になってほしい」
「美味しくできているので、みなさん飲んでください」
日本酒「勝瑞城」は、5月31日までウェブサイトで予約を受け付けているほか、6月からはゆめタウン徳島や、松茂とくとくターミナルなどの店頭でも販売されます。